お気に入りを楽しむ家具選び

 少しずつ暖かくなり春らしさが感じられる天気も多くなってましたね。この季節になると4月からのスタートに気持ちを切り替えて挑みたいという方も多いのではないでしょうか。そんな時にはお部屋の掃除や整理の他に、「お気に入りの家具を使った模様替え」もオススメです。
 一人暮らしをスタートする時、家族構成が変化する時、住み替えや引越をする時など家具を選ぶタイミングは様々ですが、数としては決して多くはありません。毎日のおうち時間を共に過ごす家具は、長く使えるお気に入りを選びたいものですよね。
 そこで今回は新生活にも、4月からの心機一転にもお役立ちの「お気に入りを楽しむ家具選び」をご紹介いたします。

どんな家具が必要?新生活に必要不可欠な家具とは?

これから家具を新しく揃える場合、必要なセットは次の3つです。 @食事の場所(テーブルなど) Aメディアを楽しむ場所(テレビボードなど) B眠る場所(ベッドなど) その他にライフスタイルに合わせてソファ、デスク、ダイニングテーブル、キャビネットなどの家具を順次プラスしていきましょう。選ぶ際にはお部屋の寸法を測って、どのようにお部屋で過ごすのかをしっかりとイメージしておきましょう。

やりがちNGポイント
×全ての家具を一気に揃えようとする

最初の方は実生活のイメージが掴み難いため、一気に家具を揃えようとすると不必要な家具を購入してしまいます。まずはその日から使うものをじっくりと選び、生活しているうちに必要と感じた物を増やしていくようにしましょう。

部屋を広くみせるには?

日本のお部屋の多くは海外のような余裕のある間取りではありません。そこで、出来るだけ部屋を広く見せたい場合は高さの低いロースタイル家具がオススメです。ローテーブルであれば板部分から足まで25〜30cm程度がベストです。また、お部屋の中央を空けて家具を配置することで、より圧迫感を少なくすることができます。

やりがちNGポイント
×ドアやクローゼットを開けにくい配置にしてしまう

家具の配置を壁沿いにしたときに起きやすいミスです。少しでも開けにくいと思ったら、皆具の配置を見直してみましょう。最初にドアやクローゼットの扉を開けた状態で配置すると動線が意識しやすいです。

部屋を広く使うには?

お部屋がコンパクトな場合は奥行きの短い家具がオススメです。家具を壁面に沿ってコの字型に配置するのではなく、L字型に配置し、壁面を一か所開けておくことでスッキリ感を出すことができます。また、複数の用途で使える家具を選ぶと空間を無駄なく使えます。

やりがちNGポイント
×家具を選ぶ際にワンサイズ大きいものを選んでしまう

同じ種類の家具を見比べた時に「大は小を兼ねる」気持ちになることがあります。しかし、必要以上のサイズでは生活空間を圧迫してしてしまうため、生活動線を確保することを意識して選んでみましょう。一人暮らしの場合はゴミ箱やクッションなどの小物でもスペースをとることがあるので、注意が必要です。

 今回は「お気に入りを楽しむ家具選び」をご紹介しました。新しく一人暮らしを始める場合、家具家電にかかる費用は凡そ20〜30万円程度と言われています。家具は決して安い買い物ではなく、不要になった場合は処分費がかかります。そう思えば、お気に入りの家具を長く使用できるのが良いですよね。インテリアに併せてカバーを替えられるソファや、並べて置けるベッドなど変化を楽しめる家具を選ぶのもオススメです。「少し使いづらいけど、とても気に入っている家具」があれば、他の部分をスッキリとさせるとその家具を生かす動線を確保できます。
お気に入りに囲まれて、おうち時間を充実させれば、外時間を元気に過ごす原動力になります。皆様が元気に、楽しくおうち時間を過ごせることを願っております。



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